雪の上の霜 cover art

雪の上の霜

Preview

£0.00 for first 30 days

Try for £0.00
Pick 1 audiobook a month from our unmatched collection - including bestsellers and new releases.
Listen all you want to thousands of included audiobooks, Originals, celeb exclusives, and podcasts.
Access exclusive sales and deals.
£7.99/month after 30 days. Renews automatically. See here for eligibility.

雪の上の霜

By: 山本 周五郎
Narrated by: 斉藤 範子
Try for £0.00

£7.99/month after 30 days. Renews automatically. See here for eligibility.

Buy Now for £5.99

Buy Now for £5.99

Confirm Purchase
Pay using card ending in
By completing your purchase, you agree to Audible's Conditions of Use and authorise Audible to charge your designated card or any other card on file. Please see our Privacy Notice, Cookies Notice and Interest-based Ads Notice.
Cancel

About this listen

<内容紹介>
山本周五郎は「文学には“純”も“不純”もなく、“大衆”も“少数”もない。ただ“よい小説”と“わるい小説”があるばかりだ」を信念とし、普遍妥当性をもつ人間像の造形を生涯の目的とした作家で、時代小説を中心に沢山の作品を残しています。
その作風は今なお古臭さを感じさせず、繊細に描かれた人の心の機微や人情に、思わず笑わされたり、胸を打たれたりする魅力に溢れています。

<あらすじ>
病床の妻のおたよは、良人・伊兵衛の眼をじっと見つめた。良人は稀な才能をもっている。学問は朱子、陽明、老子に及び、武芸は刀法から槍、薙刀、弓、柔術……しかもそれらの武芸は無類の腕で、どの一つをとっても第一級の師範になれる。だがその反面、良人の性質はひとに抵抗ができず、自分のことよりはひとの立場を先に考える。こういう性分のために、代々二百五十石で使えていた主家を浪人し、以来七年あまり、おたよと共に放浪の旅を続けている。このあいだに幾たびとなく、その才能を認められて、仕官できそうな機会があったが、その性質のため結局は一つも実現しなかった……
だが今回、槍術家の小室青岳に槍の稽古をつけて欲しいと乞われ、よければ道場に住み込みでと勧められる。おたよと相談の上、伊兵衛はその話を受けるのだが……

<山本周五郎(やまもと・しゅうごろう)>
1903~67年。小説家。山梨の生まれ。本名・清水三十六(さとむ)。名は生まれ年からつけられ、筆名は東京で徒弟として住み込んだ質屋「山本周五郎商店」にちなんだ。20代前半に作家活動を始め、39歳の時『日本婦道記』が直木賞に推されたが受賞辞退。その後も多くの賞を固辞する。江戸の庶民を描いた人情ものから歴史長編まで作品は数多い。代表作には、「樅(もみ)ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「おさん」「青べか物語」「さぶ」などがある。1987年9月には、「山本周五郎賞」が新潮文芸振興会により設定された。

©2018 Pan Rolling
Historical Fiction
activate_Holiday_promo_in_buybox_DT_T2

What listeners say about 雪の上の霜

Average customer ratings

Reviews - Please select the tabs below to change the source of reviews.